注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

記事への秘匿コメント、Sketchfabアカウントへのメッセージ、ストリートビューの公開アカウントなどお好きな手順でご連絡ください。





2017年4月11日火曜日

群馬県_高崎市_漆山古墳(Ver1.0L)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。


左側壁
右側壁







床面










※近場現地説明会?と古墳情報発信イベントに惹かれて群馬へ。折角の群馬なので朝から吉岡町の古墳を3D化したり、午後のイベントでの使用写真に”あ゛~”となったり、さらには漆山古墳である方にばったり出会ったりと短いながら中々に面白い墳旅になりました。

さて、大手新聞でも取り上げられていたためか途切れなく見学者がいらっしゃる状況。この状況で3D化を考えるというのもアレなのですが・・・
1、グループで石室内を見学中→羨道には人が居ない&注意が行かないので撮影。帰ってPhtoscanで3D化
2、グループ入れ替わりのタイミングで石室を前後2回に分けて3Dスキャン。
1は簡単に達成できるも、2が難しく少し人手の減る11時くらいまで滞在してやっとでした。もちろん全天球は無理筋です。
帰宅後、計測も兼ねている3DスキャンデータにPhotoscanデータのサイズをあわせて全体手動連結。石室全体像を作成しました。

石室自体も中々特色のある構成。加工された凝灰岩の隙間には川原石とともに棒状片岩が。遊離したまぐさ石は観音塚古墳や野殿天王塚古墳を思わせますし、近隣石室で見られる要素が一つに纏まっている様にも見えます。古墳自体の調査もまだ続くようなので続報に期待しましょう。



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