注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

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2018年4月23日月曜日

徳島県_阿波市_岩屋古墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※段の塚穴型が構築された地域への移動中にも何箇所かの古墳に立ち寄り。そのうちの一つ、阿波市岩屋古墳。現代のお墓の中に玄室部分が残っています。入り口付近で僅かながら下がっていて、無袖・・・天井で玄室を表現するような石室だったんでしょうか。阿波市からも”原形をとどめているとは言いがたい状態”と伺っています。


2018年4月8日日曜日

茨城県_常陸太田市_原塚古墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※崩落した石材が階段のようになっていて、苦労せずに入れた原塚古墳(箕町240の古墳)。見学後に作成した全天球で再見学してみると、埼群古墳館様の画像となんか違う・・・。どうも、前半の天井石が一枚落ちているようです。
波打つ工作痕があったり、幡バッケの横穴群の大型平天井横穴とほぼ同一のサイズだったりと、近隣の横穴墓との関連が伺われます。



2018年4月4日水曜日

奈良県_明日香村_岩屋山古墳(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。


※岩屋山式と呼ばれる指標となっている古墳。石室が小さくなる過程で、平滑かつ巨大な石材を堪能するとなると最も見学しやすいところ・・・なはずなんですが、数百mしか離れていない鬼の俎板などに比べると人が少ないです。


ウォークスルーのできるPhotosynth(サービス終了)用に撮り貯めていた画像をPix4DMapperにしかけたら、なんとなく出来てしまった3Dモデル。このとき、お昼前ということも有り羨道に直射日光が当たっている状況で、StructureSensorでは十分な形状が取得できない状況でした。状況や対象に応じて、3次元化手法を変えることが有効ということに気がついた古墳です。(3D Laser Scanning for Heritageをちゃんと読めという話ですが。。。)