注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

記事への秘匿コメント、Sketchfabアカウントへのメッセージ、ストリートビューの公開アカウントなどお好きな手順でご連絡ください。





2017年5月28日日曜日

2017年の技術は古墳見学を楽しくさせられるか

5月、6月になるとスマートフォンに関するイベントが行われます。今年もgoogle I/Oが行われす、でに世間一般にもずいぶんと浸透してきたARやVRに関しても、いろいろと進化がありました。

下は、すでに発売されている”Tango”搭載ファブレット(日本でも発売されているPhab2Pro)で計測したオフィスデータ。GooglePlayでダウンロードできるアプリで作成されたようです。



基本的なシステム的は、ほぼ私が常用しているStructureSensorと同じですが、非常に広域の点群を連続して計測した上に破綻無く連結できています。古墳の石室に転用するならば、複室や形状が複雑な石室も、一撃で計測できることに。

googleさんは、さらに屋内での位置情報を高精度させる構え。(店舗のどの商品前にいるかなどが判別できるレベル)


近い将来、画像のようなより詳細な説明が
”現実の空間に浮遊する”状況がでてくると古墳見学の質問に
石室内空間にマーカー登録しても大丈夫ですか?
が追加されるそう。
(すでにスマホ+アプリでも画像のようなことはできる模様)

今年のiPhoneには、同様の技術が載るという噂もありますし空間記録飛躍の年になるのかもしれません。


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