!!注意事項!!

!!注意!!

3Dモデルは場合によって200Mbytesを近くになる場合があります。(大型石室の全体像の場合など)

表題バージョンに”L”のついているものは50Mbytesを超えていないものですが、全般に定額/高速回線/PCでの閲覧を推奨します。


2017年5月28日日曜日

2017年の技術は古墳見学を楽しくさせられるか

5月、6月になるとスマートフォンに関するイベントが行われます。今年もgoogle I/Oが行われす、でに世間一般にもずいぶんと浸透してきたARやVRに関しても、いろいろと進化がありました。

下は、すでに発売されている”Tango”搭載ファブレット(日本でも発売されているPhab2Pro)で計測したオフィスデータ。GooglePlayでダウンロードできるアプリで作成されたようです。



基本的なシステム的は、ほぼ私が常用しているStructureSensorと同じですが、非常に広域の点群を連続して計測した上に破綻無く連結できています。古墳の石室に転用するならば、複室や形状が複雑な石室も、一撃で計測できることに。

googleさんは、さらに屋内での位置情報を高精度させる構え。(店舗のどの商品前にいるかなどが判別できるレベル)


近い将来、画像のようなより詳細な説明が
”現実の空間に浮遊する”状況がでてくると古墳見学の質問に
石室内空間にマーカー登録しても大丈夫ですか?
が追加されるそう。
(すでにスマホ+アプリでも画像のようなことはできる模様)

今年のiPhoneには、同様の技術が載るという噂もありますし空間記録飛躍の年になるのかもしれません。


2017年5月21日日曜日

群馬県_吉岡町_南下古墳群B号(Ver1.0)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。

ストリートビューは、カマドウマがかなり多いので虫嫌いの方はご注意ください。





※小さなエリアで石室の変遷が見学できる南下古墳群。ストリートビューで奥壁/玄門を並べてみるだけで面白いです。その編年順のなかで中間に位置するB号墳。C号D号に比べて石室高が高くなるこの後のA号E号には続かない特徴を持っています。(石室高さだと群馬県でも最も高い部類)

2017年のPhotoscanで作成した石室は、全天球とPhotoscanの向けプランで撮影した写真で作成しています。こちらは、全天球ををすでに作成していたため(+時間の都合)Photoscanの向けプランだけのデータで作成。300枚程度ではありますが、玄門/羨道の狭い部分も綺麗に再現できました。


2017年5月12日金曜日

宮城県_亘理町_竹の花横穴墓(Ver1.0L)

 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。


※2017/05/12時点最北の3Dデータ化古墳/横穴墓。情報をもとに訪問してみると、想像を超えたサイズの横穴墓がありました。どのくらい大きいかというと・・・

上から石舞台古墳、竹の花横穴墓、長柄横穴群11号










玄室床面積では、あの石舞台古墳を上回ってしまうほど。大型の横穴墓が多く存在する長柄横穴群(画像は11号 3.4×4.2m)ですら小さく見えてしまいます。

千葉県米満横穴群の朱塗り横穴墓玄室長辺11mや東京都久保ヶ谷戸横穴墓の玄室長7m+墓道19mといった一部規模については超えるものもあるらしいのですが、片方は昨今確認されておらず片方は消滅(レプリカ)といった状況。最大級の横穴墓を見たい場合には、亘理町に。




2017年5月7日日曜日

赤外線で撮影して、AIで着色する。

なんとか赤外線撮影を出来ないものかと、いろいろ記事をあさっていると通常のデジカメでも長時間露光することで簡易の赤外線撮影が出来ることがわかりました。

早速、可視光カットフィルターを購入して、デジカメ(パナソニックGH1)に装着。撮影対象として選んだのは、いまだ主体部発見の報を聞かない琵琶塚古墳(栃木県小山市)。

日の出30分前に到着して、カメラを三脚に固定。5分間のバルブ撮影で取れた画像がこちら。(ISOなど特に考えず・・・)

















琵琶塚古墳後円部。日の出を20分前に控えて、すでにずいぶんな明るさの状況。たしか植生は、近赤外線を反射するとかで手前の菜の花畑はずいぶん真っ白になってしまいました。墳丘は見た目と同じ程度にはトレンチ跡が見えています。

仮に外光がまったく無いような状況で、普通のデジカメではなく、PENTAX 645Z IRのような専門機種で撮影したらどうなるのか気になります。


赤外線とはまったく関係ないディープラーニングが頭に浮かび、なぜか、この白黒にも似た画像をAIで色付け。

















使用したサービスは、早稲田大学のディープネットワークを用いた白黒写真の自動色付け
白黒の菜の花畑がちゃんと黄色になりました。装飾古墳の記録白黒写真などを突っ込んでもさすがに色付けは上手くいきませんでした。

普通の全天球はこちら。これはこれでなかなかいい全天球になっています。

2017年5月3日水曜日

フィルム写真から3D化ができる!

デジタル化されていない動画像やデータの再利用を考えて・・・
いえ特に考えてもいなかったのですが、結果的に再利用のための要素を事前検証していたような形になりました。

○低画像からの再現(どんなデータが後に活用されるか分からない)
http://gadgetkofun.blogspot.jp/2017/01/blog-post_19.html

○古い白黒写真からの再現(1947年の航空写真から地形3D化)
http://gadgetkofun.blogspot.jp/2017/02/19473d.html

○動画切り出しからの3D化(動画で古墳を見ていると思ったら3Dだった)
http://gadgetkofun.blogspot.jp/2017/01/3d.html

以上を踏まえて古い写真や動画を探していると、Youtubeで公開されている虎塚古墳の画像を発見。(双葉町の清戸迫横穴も一部入っている)



動画に虎塚古墳の石室が撮影されている部分のみを画像として切り出して、PhotoScanにいろいろな設定で仕掛けてみたのですが上手くいきませんでした。8mmフィルム?を直接デジタル化したものではなく、スクリーンに写したものを撮影するような手法が含まれている感じです。

ちょうど、山鹿市馬塚古墳の3D化で連絡していた蕨手様に”フィルム写真からも3D化できるかも”とお話したところ、思い当たる古墳写真があるとのこと。
渡りに船で塚坊主古墳のフィルム写真(デジタル化済みデータ)をお借りして、作成したのがこちら。


撮影時に注目していた箇所の枚数が多く、自身も想定していなかったほど綺麗に3D化できました。(蕨手様の写真経緯記事3D化記事

思いが枚数という形で発露した写真(と、ちゃんと保管)が四半世紀後に活用される。文化財に限らず、他にも似たような事例が今後出てくるかもしれません。