注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

記事への秘匿コメント、Sketchfabアカウントへのメッセージ、ストリートビューの公開アカウントなどお好きな手順でご連絡ください。





2017年3月15日水曜日

石人/埴輪を3Dプリントしてみよう その2

その2と言っても、その1で作成できた3Dデータを3Dプリントサービスに送るだけ。

検索で上位に出てくる&CMでも良く見かけるDMM.makeにプリントを依頼します。

簡単な手順 前提としてDMMのアカウント持っていること
・その1で作成した3Dデータをアップロードする。
・自動のチェックが終わった後に、使用する素材と実際の注文を行う。
(大きさととともに素材の選択は大きく価格に効いてきます)
・細かい部分で精度が出ない/崩れ易い部分があるが問題ないか?という確認がDMMからくることも。
・印刷開始→発送で手元に3Dモデルが届く。

DMMのより詳しい手順や注意点は、こちらです。

そして、送られてきた臼塚古墳石甲がこちら。
95mmのチョコボールよりさらに小さい手乗り石甲。

現実でも荒削りの東側石甲。台座との隙間に埋め込まれた石材も再現。

現実でも精緻な西側石甲。台座との連結部分が細くなっていること
東側と比べて凸凹が少ない様子を再現。

なお、この二体でお値段は5,400円。材料はナイロン。3Dプリンターをお持ちの方であればより大きいものの作成は可能でしょう。原寸大となるとまたすこし違った造型手法が必要になると考えています。

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