注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

記事への秘匿コメント、Sketchfabアカウントへのメッセージ、ストリートビューの公開アカウントなどお好きな手順でご連絡ください。





2016年6月24日金曜日

Sketchfabでまさかの石人

画像から3Dモデルを作成するソフトの中では比較的安価なPhotoscan。
殿山横穴墓の例もあり使用例が増えてきているのかなぁ~と思っていたら、Sketchfabになんと石人が!!





八女の石人と~~臼杵の石甲が~~、出会った~

現実にはまずありえない石人石馬大集合展示会もVRなら遠い未来では無いのかもしれません。
(注:鶴見山古墳出土石人はryusei様作成、臼塚古墳石甲は自作のものです)

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それにしても石人いいですね~。屋内展示で前後上方からライトアップされているものをフラッシュなしで撮影した感じでしょうか。実物でなくても綺麗に作成された埴輪や石人・装飾古墳の3Dモデルなら、なにかを語りかけてくるような力を体感できそうです。重要な文化財ですからいろいろな制限もあり3D化は難しいですが、ぜひとも地域の文化財3Dデータを増やしていって欲しいものです。


そしてもう一つは昨年末に写真からの3D化と3Dプリントアウトを前提に撮影していた臼塚古墳の石甲さん。
ちょっとした気づきもあり、負けじとPix4DMapperMeshで3D化です。
以前作成した3Dスキャナからの3D化とは異なり細かい凹凸面はやや荒くなりますが、その分精細なテクスチャはぱっと見実物と見まがうようなもの。”臼杵市”の由来となったといわれる形状、所々に残る朱の跡など見ていて楽しい3Dモデルとなったんじゃないかなーと。野外に祭られているので冬の日光に照らされ明暗の模様がついてしまったのが残念。


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