注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

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2015年12月10日木曜日

超高画質全天球でわかった石室の改変?

再び、観音塚古墳石室。
3Dモデルも出来ているし、特別展示閲覧と全天球写真撮影に伺ってきました。

撮影できた写真をその場で合成、Photosynthにアップロード。
資料館の方に確認してもらうと・・・

”なんか違和感”とのコメント。


















全天球の奥壁部分。
鏡石の左上にズームしてみると一つだけ、色の違う石材があります。

















撮影当日は、天井石付近には湿っている石材もありましたが全般には乾燥。その中に石材としてかみ合ってもいない、色も違う石が・・・
言われて気がつきました。さすがです。

その場で、3DスキャンデータやThetaの撮影データ、インターネット上の奥壁画像を漁ってみましたが石のあるなしが判別できるものはほとんど無く、家に帰って再検索。

















ちょうど一年前くらいの2014/11/15の写真を見つけました。
そこそこ画質が良いので寄ってみると・・・あの石はありません。

資料館の方々も他の資料から、持ち込まれたものと判断されたようです。
(はとバスツアーに参加された方の写真や特別展の新聞記事には、この黒い石ありますね)




石室に石材を持ち込むという悪戯はまず分からないのではないかと思います。
何か意図でもあったんでしょうか。

入れてしまう石室は、保全確認のために全天球のデータを定期的に撮影しても良いかもしれません。




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