!!注意事項!!

!!注意!!

3Dモデルは場合によって200Mbytesを近くになる場合があります。(大型石室の全体像の場合など)

表題バージョンに”L”のついているものは50Mbytesを超えていないものですが、全般に定額/高速回線/PCでの閲覧を推奨します。


2015年11月27日金曜日

みぶ車塚古墳の時代 シンポジウムに参加して

栃木県壬生町で行われた”壬生町合併60周年記念シンポジウムみぶ車塚古墳の時代-古墳時代終末期における大型古墳出現の謎を探る-に参加してきました。

すでに前回の記事で話題にしたように、お昼休みの時間に3Dモデルと全天球写真をちょっぴりデモンストレーション。
非公式?とはいえ、
複眼タイプのVRゴーグルで石室内部の全天球写真が見れる
・Tabletで4億画素の墳丘の全天球写真が見れる
・石室の3Dモデルを自由に動かせる
という展示はなかなか無いと思います。

古墳はこういった技術を駆使して現状維持+3Dデータや全天球写真がベターかなぁとおぼろげに考えています。3次元データであれば築造時推定データを作成するのも閲覧するのも容易ですし、
より詳細な分析が出来るようになった時に現状保存が効いてきます。
(ぱっと思いついたのは版築に含まれる花粉やプラントオパールなんか役に立つ?)

発掘と破壊、復元と現状維持、いろんなジレンマがあることを改めて感じた次第です。




※シンポジウムの直前に撮影/作成した車塚古墳_石室前面全天球写真


午後の部も7世紀中葉以降の古墳がほとんど無い地域生まれにとっては新鮮。
(日向中心部は7世紀初頭の鬼の窟古墳(円墳)で高塚は打ち止め)
群馬の権力集中(総社古墳群)、栃木南部の首長連合(複数の大型古墳が平行して造営)などいろいろなお話がありました。その中で3Dスキャンしたことがある古墳や石室が出てきたときには、3Dモデル使って説明すれば石材構成やサイズ感とか分かり易いかも・・・といろいろ思ったり。
やはり写真での構造説明には限界があるような気がします。



シンポジウムの中で少し気になった2点

○やや荒い截石(土生田先生は削り石と表現)の加工具合の記録に拓本?を使用している写真があったこと。今なら3Dスキャナを使用することで、概ね工作痕を記録できると思います。截石の加工方法である程度技術集団が特定できたり?










※線刻あり?の横穴墓奥壁。亀の甲羅状の加工痕が記録できている例。


○岩屋山式石室の展開
ふと思い出した日向の千畑古墳。前方後円墳の墳丘に途中から折れてくる側壁を持つ石室。石室形式が早めに伝播したのか、実は山寄せの円墳でした~なのか、気になるところです。
(確か年代も墳丘形状もはっきりしていないはず)
指標となっている岩屋山古墳も入れるみたいなので、早速行ってみたいですね。







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