注意事項と3次元データの共有について

〇注意事項

3次元データのサイズによっては、高額な通信費用が発生します。Wi-Fi接続状態のスマートフォンまたは定額回線でのPCブラウザでの閲覧を推奨します。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを使用してみたい方へ

古墳や横穴式石室/横穴墓の3次元計測を行った記事は見つかるものの、取得データ自体に殆どアクセスできない3次元データ。レーザーやSfM/MVSと比べ粗いデータではありますが、使用してみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。ただし、管理者/自治体との契約により、利活用が制限されている場合があります。

〇横穴式石室/横穴墓の3次元データを引き継ぎたい方へ

個人の3次元データではありますが、複数の要因で立入ができなくなった横穴式石室/横穴墓が多くあります。今後、個人でのデータ管理が行えなくなる/デジタル遺品化することを考慮し、データ相続先の研究者さん団体さんを緩く募集します。

記事への秘匿コメント、Sketchfabアカウントへのメッセージ、ストリートビューの公開アカウントなどお好きな手順でご連絡ください。





2015年4月26日日曜日

熊本県_玉名市_石貫ナギノ横穴群8号(Ver1.0)

4つの登録を使用した豪勢な石貫ナギノ横穴群8号墓データ。
Lバージョンではないので一つ一つが重いです。
その分、OptionでMatcapを選択すると加工方向や線刻が見える部分もあります。
 3Dモデルを閲覧できない場合はSketchfabの使い方_3Dモデル閲覧_その1を参照して確認してください。



※テクスチャの赤を強調しています。左の灰色部分はちゃんと色が撮影できていなかったところ。




※横穴の中の石屋形は、石室の石屋形とはまた違ったインパクト。



※テクスチャを剥いてMatcapで表示。
大刀も壁面に合わせて反っているのがわかります。
石屋形右袖の連続三角紋がそこそこ見えます。


2 件のコメント:

  1. いやー どんどんバージョンアップしていきますねえ。 これはもう 趣味の範疇を超えて、保存事業と言って良いレベルの作業だと思います。コンテンツを集積して行けば、日本の古墳の三次元アルバムとして書籍化して良いのではないでしょうか?
    ポチ100です。

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    1. 仮想のコンピュータグラフィックを閲覧するための技術(sketchfabや今回のMatcap実装)が現実をスキャンしたデータ閲覧にこれほど便利というか、むしろこちらのことを考えて作ってくれてるんじゃないかという感じです。
      スキャンしたタイミングでは線刻や加工痕が撮れているなんて思いもしませんでしたけどね^^;

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